めりぃは、もともと
こんなに もこもこ していた
わけでは ありません。
すこし さむい日が ありました。
すこし さびしい夜も ありました。
そのたびに、めりぃは
ぎゅっと からだを ちぢめました。

こひつじのめりぃ
なんだろう このきもち
なくした ことば。
いえなかった きもち。
だいじに したかった じかん。
それらがすこしずつ、
からだの まわりに
つもって いったのです。
もこもこは、
かくす ためでは ありません。
わすれない ため。
まもる ため。
あたたかさは、
つよさ ではなく、
やさしさから
できていることを
めりぃは しっています。
だから いまも、
もこもこの ままで
ここに います。

こひつじのめりぃ
もこもこすき
じぶんをちゃんと
だきしめられる かたちで。